株式会社NH研究所

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2024.02.29
PRESS RELEASE

電力設備活用した5G ネットワーク設置並びにローカル5G 電波による次世代サービス実証開始について

株式会社NH 研究所(所在地:東京都千代田区・代表取締役社長、大森洋三、以後NHI)は、総務省よりローカル5G 免許の取得により、axle御茶ノ水ビルに於いて、ローカル5G ネットワークの構築並びに、電波開通と共にローカル5G電波を活用した次世代サービスの実証を開始いたします。
この5G ネットワークの構築の特色は、通信ネットワーク構築を電力アセットの有効活用したことで、今後高まる通信ネットワークの増築に対して、都市部の通信設備設置に関して余剰スペースの確保が難しいこと、高騰する建設等構築費用の軽減化のため、既存の電力設備の通信共用を実現し、上記課題に対してかかる負担を軽減したものになります。

※構成は以下ご参照下さい

axle御茶ノ水ローカル5G導通試験構成

※【写真】左上:ローカル 5G アンテナ、右上:設置風景、下;設置場所地図

NHIは、益々高まるモバイル通信需要への今後の対応法の一考として、通信設備の増強を通信事業者だけに頼るのではなく、産業間共助により、通信を最適活用出来る、より良い社会の実現に貢献出来ることを目指しております。電力設備は電波利用に必要な、設置スペース、電力供給力と同時に電力監視用にネットワーク化されたダークファイバーの余剰容量と魅力的な供給余力を有しています。
今回上記NHIの仮説を実証するために、東京電力パワーグリッド株式会社の変電所並びにダークファイバーを活用し、NHI本社所在地の千代田区神田小川町にあるaxle御茶ノ水にて総務省より認可されたローカル5G免許の基、電波発信開始となりました。
今回の実証に於いては以下の方々の協業ご協力にて実施となりました。

・東京電力パワーグリッド株式会社:変電所並びに所有ダークファイバーの提供
・トヨタ不動産株式会社:設置場所のaxle御茶ノ水のビル利用
・株式会社ミライト・ワン:設備提供並びに構築

本構築にて現在発信されている電波はNHI想定以上のパフォーマンスを出している状況です。
NHIとしては、この有効的なネットワークを広く活用して頂くために、各ローカル5G活用検討者に留まらず、通信事業者各者にも提案していく予定です。
またaxle御茶ノ水においては、トヨタコネクティッド株式会社と共同で、今後のモビリティサービスへの5G活用を想定した実証の開始予定です。株式会社ミライト・ワンにおいては、構築のみならず実証に於いても共同で検討予定をしております。
NHIは今回の実証に留まらず、今後の5G社会の普及構築に対し、グローバルで普及し始めている通信ネットワークのインフラシェアリングを日本で普及・活性化に対して本格的に取り組んでいく所存です。

この件に関するお問い合わせ先

株式会社 NH 研究所 E-mail: pr@nh-institue.com
URL:   https://nh-institute.com/
担当:鈴木(すずき)
電話番号:03−6240−1880

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